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221・・・もう、泥沼 

我が家のO221の首軸が割れてからこちら、ヤフオクでO221を探し続けてきました。お陰で完品が1本とジャンクが一本手に入り、修理して完品2本になった・・・のも束の間、僕の組み方が悪かったのか、またすぐに首にクラックが入ってしまいました(涙)。今、O221は完品1本とジャンク2本の状態。完品のO221は、もう怖くてインクが入れられません。

ところで、まだウィングニブの221が「O221」という型名を持っているとは知らなかった頃に、研究用にジャンク扱いの後期型221を一本買い求めました。これはキャップにクラックが入っているのと、ペン先に歪がある程度で、吸引機構などに問題は無く、今も家の日記用に常用されています。とは言え、ペン先に歪があるのは気持ち悪いので、平行してジャンクの221も探していました。

それが、先日、「キャップにヒビあり」というジャンクとして見つかり、1210円にて落札しました。今日、モノが届いてビックリ。「グリーン軸じゃん・・・」

キャップのヒビ程度なら常用に問題が無いのは判っているけど、更にビックリしたのは清掃のためバラした時。なんとO221用のピストンが入ってるんです!O221に221用のピストンが入っているならありそうな話だけど・・・(ばらしたことの無い人には解からない話で申し訳ありません)
(後に、同じ組み合わせの個体が見つかったため訂正致します)

こんどは、キャップがOKな「グリーン軸の221」を探す羽目になるのか・・・と、少し憂鬱になりました。(←といいながら、多少喜んでいるフシもあり)


万年筆のレストア 

実は、先日のジャンク・montblanc/O221(4号)の尻軸だけ他のと入れ替えて、一時的に使用可能状態にしてみたのですが、やはりカーボンインクを固着させたヤツはダメですね。インクタンクの内側にこびりついたインクが微細な隙間を作るのか、ポケットに挿しておいたら尻軸の先からインク漏れ。シャツが一枚台無しになりました(泣)



これじゃあね・・・という気もします。という訳で、今日は万年筆の手入れをしました。

まずは、あの螺旋棒が折れた尻軸のホワイトスターを何とか外せないか?と、☆の山の部分に爪を引っ掛けて少しずつ引っ張ってやたらポロッと取れました。速攻で実用中の221(二号)に移植 > めでたく一本はレストア完了!

O221(4号)のインクタンクとピストンはもう諦めて、これで4号は完全に「予備パーツ」と化しました。幸いペン先のユニットはカーボンインクの固着が軽度だったのか、漬け洗いで大丈夫になったようです。本当はユニットも全バラしたいのですが、軸とニブを包むラバーパーツがどうにも外せないので、現段階では「良し」とします。

この首軸とペン先のユニットをO221(1号)に移植して、一号もレストア完了。あの小汚いジャンクO221(4号)のお陰で、二本ものMontblancが欠品パーツ無しの状態にまで復活できました!




さて、これで4号で残ったパーツは「インクビュー」「胴軸」「キャップ」です。このうち胴軸は結構「スレ」が多く、ツヤも悪くなっていましたので、いつか1号~3号の胴軸が割れた時に使うと非常に見栄えが悪くなりそうです。

それならば・・・と、取り出したのが万能研磨剤「ピカール」。本来は金属磨きですが、プラスチックにも使用可能。但し溶剤入りの為プラスチックを侵す可能性があるので、ダメ元という覚悟でやりましたが、結構これがいい状態になりました。



研磨前の写真を撮らなかったのが残念ですが、白い跡になっていたスレ傷も殆ど消え、ツヤも出て、いつでも使用したい状態になました(笑)

インク漏れを起こしたときには流石に凹みましたが、そのお陰で「パーツ」とする踏ん切りがついたわけで、3400円では充分おつりが来る満足な一日になりました。 :-)


お宝発見、Aurora thesi (BP) 

ボールペンには興味の無い方なので忘れていましたが、亡義父から頂いたものの中に意外なお宝がありました。あまり縁がないだろうと思っていたイタリアの文具、アウロラ。




亡義父が「ゴルフの景品」と言って未使用のままくれたのが、このthesiでした。変な形だし、決して書きやすいとは思えなかったのですが、なんとMoMA(NY近代美術館)に永久保存されているらしいですね。

調べてみると、ほんの数年前までは現行品で、上代は\20,000もしていました。そういわれてみれば、ボディのブラックも単なる「塗り」ではなく梨地仕上げのいかにも高級な感じ。沈み込む形で平たいボディにピッタリ寄り添うクリップもガタツキは全く無く、イタリアらしからぬ精密な出来。




もう十数年ほったらかしなので「書けるはずはあるまい」とおもっていたら、なんと書けました!このリフィルも、数年前まで現行品だけあってまだまだ問題なく入手できるようですし、おもわぬお宝の出現に嬉しくなりました。




Montblanc 221探し、終了 

Montblanc221の首軸が割れてしまい、地元の万年筆専門店からは「諦めろ」と言われ、ヤフオクでニコイチの為のもう一本を探し始めて約半年・・・ついにその長い旅が(大袈裟)終わりました。




先々週の終わりごろ、ヤフオクで殆ど型式情報の無い物件が出ました。本格的に探し始めて約4ヶ月間、数え切れないほどの三桁シリーズを見て来たお陰で、この万年筆が目標の「ウィングニブ付きの221」と確信して落札しました(その経緯は別途エントリーを立ててお話します)。そして今日それが届き、間違いなくそれであることが確認できました。




さて、その物件情報では、10段階評価のうち6、「金属部分に黒ずみあり、ただ他に目立った傷はなく実用には充分でしょう」とありました。しかし実際には70年代の製品であればクリップ等の黒ずみは「クスミ程度」であり歳相応、問題になるレベルではありませんでした。それどころか、軸・キャップの状態は我が家の221と同じか、下手をしたら上くらいです。

今回の出品者は大手の中古ブランドショップだったので、クレーム対策に「辛目の評価」をしていたと思われます。この点はラッキーでした。それより問題は、「実用上問題ない」と言いながら、インクビューと胴軸の間に0.5mmくらいの間隙があり、回転軸は固定したかのように動きません。これでどう「実用にせよ」と言うのでしょうか?

で、こちらも早速、バラして見ました。すると分かったことは・・・

回転軸は一杯締切っている=ピストンは最大限引っ込んでいる状態のはずなのに、逆に最大限せり出した状態にありました。これでは回転軸が廻る訳ありませんし、胴軸も最後まで締め込めないのも無理はありません。また、ピストンを上下する機構である螺旋を切った棒は途中で少し曲がってしまっています。このため、ピストンを上下する際に手応えの固い所が出来てしまいました。




推測するに、前オーナーが安易にバラした際にピストンを適正な位置に戻せず、なんとか組上げたもののお手上げ。しかもこれ以上動くはずも無いのに回転軸を無理やり回した結果、棒が曲がってしまった・・・(又は、胴軸を締めこむ時に既に曲がってしまった<多分、力のかかり具合からいえばこちらのほうが可能性高し)

このショップが「出品前の手入れ」をしようとしてこうなったのか、既に持ち込まれたときにこうなっていたのかは不明です。いずれにせよ、これを「実用品」として売ろうと言うのは無責任なお話です。




結果で言えば、一応パーツの欠品は無く、吸引機構も復活できたので、6300円(税込み)は「普通の買い物」でした。本当は箱なしでいいから3000円程度のジャンクが欲しかったのですが、殊の他樹脂が弱い221のこと「首軸が大丈夫なジャンク」も少なかろうし、まぁ将来に渡ってのパーツ取りが一本分揃ったと思えば安いのかもしれません。


Montblanc 221-24 比較分析 

221を修理する為に日夜ヤフオクを探していましたが、とにかくウィングニブを持った221が見つかりません。そこで方針転換をして、一世代前のモデルになる「二桁シリーズ」の22に焦点を絞ったのは前に書いたとおり。

しかし22も最近は相場がジリジリと上りつつある様なので、まだ比較的安く手に入る24を一本購入してみました。24は同じ二桁シリーズの一回り大きいサイズ違いで、いわゆる「男性向け」モデル。このあとの三桁シリーズに移行した時このサイズ違いは廃止されたらしく、221に対する「241」は存在しません。サイズ違いどころか「ウィングニブ」も廃止されたようなので、我が家のウィングニブ付き221は「移行モデル」と結論付けるのが良さそうです。

さて、今回我が家にやってきた24は「美品」ということでしたが、目論見+α程度の値段で落とすことが出来ました。ところが届いたら軸が「グレー」だったので驚きました。確かにサンプル写真の色は若干明るめだな・・・と思ったものの、説明文には「グレー軸」との表記は無く、「明かりの加減か?」と思っていました。届いた24と我が家の221を並べてみると、その差歴然。




当初、このビニールパイプの様なグレーがどうにも垢抜けしない感じで、正直落胆しました。やはり現物を見ないで買うのは難しい・・・と。それにグレー軸の存在など聴いたことが無かったので「まさか偽物?」と思ったり、黒軸をもう一本買って、転売しようか?とまで思ったのですが、このことを他の方のBlogで愚痴った所「それは、非常に珍しい軸ですよ」と教えていただきました。詳しい人から「羨ましい」とまで言われると、凄く良い買い物をした気になってくるからゲンキンなものですな(笑)売らなくて良かった!

さて「サイズ違い」というものの、手に持つと「若干太いか?」と思う程度で、それぞれ単体で見てみるとほとんど大きさの違いが判りません。実際、長さに関しては上の写真で見るとおり全く変わらないと言っていいでしょう。キャップをつけた状態ででも同じです。

ニブは、22(=221)と24は明確に別物であることが分かっていますが、並べてみると「ああ、違うかな?」という感じ。




感覚だけで話してもしょうがないので、ノギスを持ち出してきて各部分の大きさを測ってみました。




傷つけないように恐る恐るなので若干誤差はあるかもしれませんが、軸の太さはインクビューの胴軸側で221=11.6mm、24=12.1mm、たったの0.5mmの差です。実際指で掴む首軸側でも221=10.6、24=11.0mm。人間の感覚って凄いものですね、直径にして0.4-0.5mmの差がこんなに大きく感じられるとは。そのほか、回転部分の接合部・軸尻共に0.5mm程度の差なので、ほぼ「相似形」と言えるでしょう。

ニブは表に出ている所しか測っていませんが、一番エラの張った部分は221=5.3mm、24=6.0mmと同様に大きくなっています。軸の先端~ニブの先端までは7.4mm同士で殆ど変わりません。24の方が若干扁平な気がするのは、数値の上でも間違いはありませんでした。

しかし、まぁ221のウィングニブといい、グレー軸の24といい、何だか普通じゃないのばかり集まってきますね。そういうのは後から苦労するのが判っているんですが、コレクター魂としては嬉しい話で、困ったものです(笑)


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