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Montblanc 221探し、終了 

Montblanc221の首軸が割れてしまい、地元の万年筆専門店からは「諦めろ」と言われ、ヤフオクでニコイチの為のもう一本を探し始めて約半年・・・ついにその長い旅が(大袈裟)終わりました。




先々週の終わりごろ、ヤフオクで殆ど型式情報の無い物件が出ました。本格的に探し始めて約4ヶ月間、数え切れないほどの三桁シリーズを見て来たお陰で、この万年筆が目標の「ウィングニブ付きの221」と確信して落札しました(その経緯は別途エントリーを立ててお話します)。そして今日それが届き、間違いなくそれであることが確認できました。




さて、その物件情報では、10段階評価のうち6、「金属部分に黒ずみあり、ただ他に目立った傷はなく実用には充分でしょう」とありました。しかし実際には70年代の製品であればクリップ等の黒ずみは「クスミ程度」であり歳相応、問題になるレベルではありませんでした。それどころか、軸・キャップの状態は我が家の221と同じか、下手をしたら上くらいです。

今回の出品者は大手の中古ブランドショップだったので、クレーム対策に「辛目の評価」をしていたと思われます。この点はラッキーでした。それより問題は、「実用上問題ない」と言いながら、インクビューと胴軸の間に0.5mmくらいの間隙があり、回転軸は固定したかのように動きません。これでどう「実用にせよ」と言うのでしょうか?

で、こちらも早速、バラして見ました。すると分かったことは・・・

回転軸は一杯締切っている=ピストンは最大限引っ込んでいる状態のはずなのに、逆に最大限せり出した状態にありました。これでは回転軸が廻る訳ありませんし、胴軸も最後まで締め込めないのも無理はありません。また、ピストンを上下する機構である螺旋を切った棒は途中で少し曲がってしまっています。このため、ピストンを上下する際に手応えの固い所が出来てしまいました。




推測するに、前オーナーが安易にバラした際にピストンを適正な位置に戻せず、なんとか組上げたもののお手上げ。しかもこれ以上動くはずも無いのに回転軸を無理やり回した結果、棒が曲がってしまった・・・(又は、胴軸を締めこむ時に既に曲がってしまった<多分、力のかかり具合からいえばこちらのほうが可能性高し)

このショップが「出品前の手入れ」をしようとしてこうなったのか、既に持ち込まれたときにこうなっていたのかは不明です。いずれにせよ、これを「実用品」として売ろうと言うのは無責任なお話です。




結果で言えば、一応パーツの欠品は無く、吸引機構も復活できたので、6300円(税込み)は「普通の買い物」でした。本当は箱なしでいいから3000円程度のジャンクが欲しかったのですが、殊の他樹脂が弱い221のこと「首軸が大丈夫なジャンク」も少なかろうし、まぁ将来に渡ってのパーツ取りが一本分揃ったと思えば安いのかもしれません。


コメント

こんばんは。
ついに見つかったんですね!

でもヤフオクは危険ですね。
素人出品だと大抵は洗ってもいない状態ですし,ショップでもマイナーブランドだと品名/モデル名を間違ったりとトンデモ物件(首軸が明らかに別物というのも見かけましたが・・・)も多いですよね。

70年代クラシックは分解が簡単な割りに組み立てるのが面倒という困った吸入機構ですよね。ピストン位置が決まらないと苦労しますね。この前分解清掃したところエラいことになってもう一本を参考に直しました・・・

mercuryoさん、こんばんは。早速有難うございます。やっと見つけましたよ。ここにたどり着くまでに、1ヶ月間で「後期型221」「グレー軸の24」「ウィングニブの221(最初期又は移行期型?)」、と、3本も買ってしまいました。

嫁さんに呆れられましたが、元はと言えば嫁さんの祖母の形見が壊れたので、それを修理する為のことなのですけどね。24はちょっと暴走しました(笑)

>ヤフオクは危険
確かにこの三本とも、手元に届いて必ず「?」がありました。24は例外的に「+の?」でしたが・・・出来ればもうヤフオクでペンを買うのは止めにしたい。でも四国の片田舎では「ペントレ」もありませんし、目利きを養うしかありませんね。

221のピストンの位置決めは、原理を考えたら案外簡単だったりします。「回転軸を一番緩めた時=ピストンが一番せり出した状態」ですから、そこで螺旋棒にピストン軸を噛ませて締込めばOK。経験的には軸尻を胴軸に3回くらい締めこんだ状態でピストン軸を噛ませるとバッチリです。

ありがちな状態ですねー。
なまじ、テキトーなところまで簡単に分解ができるからこそ3桁クラッシックの入手は危険、ということだと思います。
こっちは昨日、WAGNERに行ってきたのですが、修理に関しては、器具がないor部品がないということで良くなったのは一本だけでした。
33桁のカートリッジ専用ペンは、手持ちの分はすでに人にあげちゃったのですが、自分での手入れはちと難度が高いように思われました。
がんばってくださいね。

二右衛門半さん、こんにちは。

>なまじ、テキトーなところまで簡単に分解ができるからこそ3桁クラッシックの入手は危険、ということだと思います。

仰るとおりだと思いました。でも、今回の場合は、螺旋の棒の曲がりも致命的なほどではなく直ぐに復活できましたし、仮に復活できないような状態だったら返品には応じるショップだったので、まだ良心的だと思いました。

ヤフオクでの入手というより、3桁シリーズは少々懲りましたので、収集はここまでにします。Pelikanなど他のメーカーも試してみたいですから。ただ「形見」の維持はしなくてはならないので、その研究とジャンク探しは、折に触れて続けたいと思います(笑)

時々拝見するWAGNERというのは楽しそうですね。四国ではそういうものが無くて寂しい限りです。

前に

前に徳島でもWAGNER、開いていましたよ。
例のお店がありますからね。
わたしは残念ながら四国上陸は果たしていません(笑)

二右衛門半さん、こんばんは。
徳島WAGNER、今年2月に開かれていたんですね。知っていれば勿論、駆けつけましたのに・・・次回開催を楽しみにしています。

それにしても、香川の万年筆事情はかなりお寒い状況。徳島では良いお店があるのですか?ちょっと検索したら「Montblanc220(スレあり・付属品なし)」がウン万円という、信じられない高級なお店がヒットしましたが・・・

そのお店です

将にそのお店です。
ネット販売は店主の「売りたくない」気が明らかにわかる値段設定になっていますね(笑)
あっこは商売屋じゃなくてコレクターだという言われ方をされることがある場所です。
それだけにおもしろいとか。

二右衛門半さま、なんと、あそこでビンゴでしたか。ネット販売の値付けは一桁間違っているかと思いましたよ(笑)

でも、珍しいインクなどを扱っているみたいで、徳島へ行くついでがあれば覗いてみるのも楽しそうです。

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