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江戸の粋 

三木町のインテリアショップ「5ペニイズ」さんで開催中の「そうめん鉢 & 風りん」展にいってきました。




僕は昔から「ガラスもの」が好きでしたが理由はこれといってありませんでした。でも、この「そうめん鉢 & 風りん」展に作品を出品している安田茂さんが、ガラスに魅せられた理由として「工芸の中では光を通す素材を扱うのが、唯一ガラスだから」と仰ったのを聞いて「眼から鱗」。

そうだったのだ、光を通すからには表面だけでなく、内部にまで手の込んだ細工をしても生きてくるのですね。気泡であったり、密度の違いによる屈折の変化とか・・・その安田さんの作品で、太陽の光にさらすとピンクの金魚が浮かび出る鉢が出品されていたそうですが、残念ながら「即売」だったとか。そのほかにも色々な作家による陶器・ガラスの作品が見られます。

そして、ギャラリーの天井からは、今や東京江戸川区の「篠原風鈴本舗」でしか作っていないという伝統工芸品「江戸風りん」がいくつも釣られて、カランカランと涼しげな音を立てています。今まで、風りんといえば「南部鉄」のものしか興味がなかったのですが、いかんせん南部鉄は音は涼しいけど、見た目は重い。でも、ここに釣られた江戸風りんは、音こそ素朴だけれど、見た目が本当に涼しい。

子供にせがまれて・・・というより、自分が欲しかったので、金魚柄の風鈴を一つ買ってきました。折りしも梅雨明けした四国の空に透明なガラスがきらめいて「いい感じ」です。全体を鮮やかな赤に塗って、黄色の小判があしらわれた「縁起物」な風鈴もあって、とても楽しい展示でした。(一瞬、「フェラーリ風鈴か?」と眼を疑いました・笑)

篠原風鈴本舗の解説カードには「売り声も なくて買い手の 数あるは 音にしらるる 風鈴の徳」という和歌が紹介されています。昔の風鈴売りは大声で売り歩くことはせずに、江戸風鈴を無数に釣った天秤棒を肩に、練り歩いていたそうです。あの「カランカラン・・・」という音が、何よりも効果的な「売り声」だった訳ですね。

一個の風鈴が立てる音も悪くありませんが、沢山の風鈴がバラバラな音程を奏でる音を聞けば、子供にせがまれるまでもなく買ってしまいます。ただ、我が家の居間は非常に風通しが悪く、せっかく釣ったのに「カラン」ともなってくれないのが玉に瑕ですが・・・

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