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日本カメラ博物館~ペンタックス展(その1) 

会社の東京支社の殆ど目と鼻の先(半蔵門)に「日本カメラ博物館」なんてあるって、全然知りませんでしたが、今日は東京出張のついでにchuruさんから情報を頂いた「ペンタックス展」を見に行ってきました。

博物館は多目的ホールの一室分くらいで小さいものでしたが、過不足無くカメラが飾られて、良い印象でした。

さて、「ペンタックス展」

これまた歴史に沿ってペンタックスの歴代カメラが展示されているだけなのでとても地味な印象でしたが、興味深いもの一杯ありましたよ。

1:MX Auto・・・なんと、フルメカ一眼のMXにオートを載せようとした試作品。しかもよく見たら「ダイレクト測光」じゃありませんか!つまりは、当時完全なライバル同士だったオリンパスのOM-2を完全に意識した内容。結果的には市販されなかったものの、4年後のLXにはこのノウハウが使われた筈・・・というより、LXを出すが為にMX Autoは試作で終わったのでしょう。

2:MZ-1・・・熱心なペンタックスファンにとって「待ち人来たらず」で、彼らを怒らせてしまった罪作りなカメラは実は用意されていた!しかも1/8000シャッターを積んだ意欲機だったじゃありませんか。お蔵入りの理由は「Z-1での先進的なHyper系の売れ行き不振がトラウマになってしまったのではないか?」と予想されていますが、そうなるとペンタックスファンは自分たちで今の状況を作り出してしまったことになるのでしょうか。

3:Full Size DSLR-K1・・・ジャミラと言われた独創的スタイルのMZ-Sに35mmフルサイズCCDを載せたこのカメラ。図録には「市場性の問題から市販されなかった」とあるけれど、受注生産でもいいから売っておけば良かったのに。

図録といえば、MZ-1に至っては図録にさえ載っていない。これらの機種を試作に終わらせなければC/Nマニアに今ほど舐められないで済んだ筈なのに。なんとも奥ゆかしい会社だ、ペンタックスとは。

こちらのBlogで、MZ-1の写真が紹介されていました.

コメント

MZ-1ですか!
企業として十分な利益が確保されるほど売れる、という機種にはなりえなかったでしょうが、ノドから手が出るほど欲しいペンタファンが多いのも事実。
需要と供給のバランスは難しい。

ペンタに「ハイスペック機」を出せ!と叫ぶ方々がそれほど多数派とも思えませんが、かといって「こんなのも、ウチは作れるんですよ」というデモとしてカタログに載せておくことも大事なことと思うんです。だから受注生産でいいから出しておけば良かったのに。

威勢のいい人は少々高価でもお布施してくれるはずですのでね。

そういえば、MXオートとLXの関係はchuruさんがもう唱えていらっしゃいましたね。4年後にはLXがリリースされる訳ですから、その見方は間違っていないでしょう。

僕としては、MX・MEを76年にリリースした頃、その間を埋める機種(M・Auto兼用機=OM2/FEの対抗馬)は当然研究していたけれども、77年頃にはLXの開発が決定され、そちらに移行したという、微妙な時期だったのかもしれないと思います。

ただ、当時の僕の様に、AUTO専用機のMEが、OM-2/FEに対して「格下」に思えた人は多いでしょうし、その人の対策としてME-Superがリリースされたのでしょう。

AUTO専用機という発想は、今にして思うと斬新なんだけど、それが為にME-Sの登場が79年(つまり3年後)というのは、やはり遅い。せめて78年に出して欲しかった。でもその辺りがPENTAXらしいと言うか・・・

MZ-1

ペンタックスは何か他のメーカーがやらないところ、作らないところを美味く、かゆいところに手が届く感じのメーカーさんだと思います。ほんとうにMZ-1でていたらとおもいます

masabikeさん、こんにちは。コメント有難うございます。

ペンタックスは、展覧会のタイトルにあるように「独創技術の玉手箱」というのが、本当にいいコピーと思えます。

RF(ライカ)全盛時代にペンタプリズム搭載の一眼レフに活路を見出し、クリックリターンミラー・TTL測光・SマウントのAE・縦走りMFシャッターにモータードライブ・一眼AF・・・などなど、ペンタックスがやらなかったら、今の一眼レフはもう少し技術が遅れていたかもしれませんね。

あと、ユーザーに、ヘンな遠慮をしなければ「いいメーカー」なのに。

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