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悲しきイタ車、その名は「デルタ」 



僕は今まで「イタ車好きはデルタも好き、車好き同志は商売抜きで語り合える」と思っていましたが、どうやらそうでもないらしいと言うことが解かりました。そんなプチショックな出来事があり、「素人デルタ日記」、暫く非公開にします。

デルタ・・・思えば可哀想な車だと思う。

只の、それもライフサイクルを終えかけた「ファミリー2BOXカー」が、WRC-Gr.Bにおける不幸な事故の為に、ラリーマシンのベース車というお鉢が廻ってきてしまい、あれよあれよと言ううちに常勝マシンに祭り上げられてしまった。

Gr.Aという、市販車をほぼそのまま走らせるカテゴリーだから、生産台数は多い。しかも当時の日本はバブル期だから、この車(16V-Evoシリーズ)が最も売れたのは日本だった様だ。

10年前に、僕が7年落ちのデルタ8Vを買ったのは、ある程度値段がこなれた頃で、「憧れの車がこの値段で・・・」と、同じように求めた人が多かったのではないか?事実、僕が買った店では立て続けに3台、8Vが売れていた。

この頃は、ランチアもWRCから撤退し一時期の熱狂は冷めていたものの、まだまだTip●などの雑誌にあおられて、ミーハーな気分は続いていた。その中でも、僕がもっとも嫌っていたのは「適正化」と称した過剰なチューンナップを競う連中だ。やたら高価なパーツを突っ込んでは、如何に「WRCマシンもどき」を仕上げるかに血道をあげていた人たち。何かが違う・・・と、いつも思っていた。

あれから10年経って、デルタのHPを探すと、驚くほどその数が減っているのが見て取れる。今ヒットするのは(中には10年前にもよくお世話になったサイトはあるが)ほぼ例外なく、デルタを「車」として好きな人たちで、中には、昔、僕がある掲示板で「高速で〇Km/h」出したという話を書いたら「そういう話をネットでするものではありません」とたしなめてくれた紳士な方もいる。

しかしあの当時のミーハーな気分を思い出すと、昔からのイタ車好きの方の中には「デルタだけは嫌い」という、アレルギーの様な方がいてもおかしくは無いと思う。最近でさえ、ランチアを語るある掲示板で「デルタの名前を出すと荒れるからやめろ」という書き込みを見た。あまりに「強いイメージ」が鮮烈だったデルタは、丁度ビデオ・衛星・雑誌などの情報が溢れる90年代にJustmeetしてしまったが為に、イタ車の中の鬼子になってしまったようだ。

ストラトスほどストイックでもなく、ましてスーパーカーでもない、誰にでも買えるラリーベースカーとして、世界中のプライベーターから愛された車だというのに、いまや、旧車にもなれない可哀想なデルタ。あの頃「適正化」されてしまったデルタたちは、今、どうしているだろうか?

こんなデルタを治して乗ろう・・・なんて、酔狂の極みだろう。でも、やっぱり僕は、勝つ為に「ちょっと背伸びをした」8Vに限りない愛着を覚える。80年代初期の雰囲気を残した丸目4灯のフェイスが好きだ。コンパクトなのに重量感溢れるジウジアーロのデザインが好きだ。

誰がなんと言っても、もう一度、ほんの一瞬でもいいから、道路の上を走らせてやりたい。

(2006.1.25加筆・修正)






コメント

デルタ日記、非公開になるんですかぁぁぁぁぁぁ!?仕事休みのくつろぎの読み物だったのになぁ。

10年ほど前は、確かにデルタもよく走ってました。WRCのイメージが強すぎて、「ノーマルのデルタはデルタにあらず」的な考えを私も持ってました。しかしそれはデルタがランチアであることの証であり、知識の少ない一般庶民からすれば、ストラトスのスーパーカー・イメージが抜けずにデルタへ移行されているわけです。血統の宿命なのです。それは例えば、サラブレッドの血を引き継ぎながらもなぜか「跳ね馬」のエンブレムを持たないディーノのように・・・、って例えが妙ですね。

でもGAMさん、「イタ車好き=デルタ好き」っていうのはかなり強引じゃないですか?「フェラーリ好き=並みの金持ちではない」とか「アルファ好き=他は認めない」とかならわかりますけど。

GAMさんのデルタ日記に触発され、昔大好きだった西風が読みたくなり二冊ほど買っちゃいました。エンスーなクルマ達(10年前に既にエンスーでしたから、今読むとかなりなことですが)のストーリーで、「GTロマン」「クロスロード」がおすすめです。かなり味のある漫画ですよ。

churuさん、こんばんは。申しわけありません。僕は本当に、イタ車が好きならデルタも好き・・・とまでは行かなくとも、少なくともデルタにも好意位は持っていると思ったのですが、必ずしもそうではなかったと言う事実を知らされただけでも、結構凹んでしまったのです。

百歩譲って、その人が、僕のデルタ日記を読んで失望したのかも?という自責の念で、暫く非公開とする事にしました。気持ちが切り替わったら、又公開するかも知れませんので・・・

当時、僕が感じた違和感というのはこういう事です。つまり「適正化」という訳の分からない合い言葉で過剰な改造に走る人たちは「デルタが、只のイタ車であるという根本を理解していないのではないか?」・・・と。

まさか、デルタを「手工芸品」という気はありませんが、少なくとも日本車のような頑丈さは持っていません。それに日本車のような過剰なチューンナップをすれば壊れるに決まっています。それを以て「デルタは壊れる」「デルタは金食い虫」なんてレッテルを貼られたら、デルタもたまらないでしょう。

幸いにして、僕にはそんな「適正化」に走る財力もなかったから、我がデルタは、焼けたリレーと同等品を近所のDIYショップで見つけて驚喜したり、ネットオークションで県内の出品者からパーツを買ったり、その時サービスでくれたHFバッジを宝物にしたり・・・と、そういう楽しみをさせてくれました。オイルなんて、リッター500円の、「トヨタ純正オイル」が一番調子よかったし(笑)

今はあまり極端なチューニングパーツは少ないようです。車を維持するベーシックなパーツは国産車よりちょっと高いか殆ど同じと言う事も解ってきました。あの当時、ガンガン高価なパーツを煽っていたショップや雑誌は、さぞかし笑いが止まらなかったでしょう。

ストラトスやGr.Aデルタのイメージを目の前のデルタに投影する気持ちはよく解ります。でも、「あれとこれは違うものだ」という冷静さを持っていた人だけが、今、残っているのだと思います。

そんな訳で、「イタ車好きも、必ずしもデルタが好きじゃない」という現実がつらいのです。決してそれはデルタという車に非があるわけではないのに・・・

なぜ、数あるイタ車の中で、デルタだけそんなことになってしまったのでしょう?やっぱりそれは、デルタが広い意味で「大衆車」だったからではないでしょうか?考えてみれば、ストラトスや037、S4だったら、最初からWorksカーだったり、ほんの一握りの人がストラダーレを購入したに過ぎませんから、そんな「適正化合戦」を繰り広げようもありませんからね。

つくづく、その出自が裏目に出た車です。

西風・・・いいですね、僕も兄の影響でGTロマンは良く読みました。何冊かは今でも本棚にありますよ。中に、一編だけデルタが登場する話がありますが、どっちかというと「いけ好かないヤツ」が乗っていたのが残念です(笑)

長文失礼しました。

GAMさんの説明で、私の中にもデルタに対する「偏見」があると気付きました。≪デルタ=WRCカー=速い、頑丈≫という図式では、本当に無理があるわけですよね。

かつてマツダがファミリアで果敢にもWRCに挑戦していた当時、フルタイム4WDのBFMRが市販されておりました。兄弟モデルとしてFFのBFMPも存在し、私はそれに乗っておりました。「アンフィ二」マークを背負い、スペック的にはかなりのものでしたが、いかんせん当時の1600ccクラスは激戦区で(シビックやらスターレットやらレビンやら・・・)、ファミリア=ファミリーカーという図式が一般的でした。まぁ、そんな油断している方々をフルブーストで抜き去るのが良かったわけですが。

デルタとは正反対ですね。

churuさん、毎度長文に付き合ってくださって、有難うございます。もしかして、churuさんも、昔ラリー屋さんかダートラ屋さんだったんですか?Mazda BFMRなんて、懐かしい名前が飛び出しました。

しかし、まぁ、デルタ仲間を作りたくてBlogに書き始めたのに、どんどん孤立する方向ですね、これは(笑)でも、いいんです。これは私見ですから。忘れてましたが、デルタをチューンアップしてレースやラリーに出ていた人をとやかく言うつもりは有りません。逆に羨ましいくらい。ここは押さえておかなくちゃ。

さて、流石にchuruさん、いい事仰る。デルタとは正反対。本当にそうですね。でもそれはあくまで相対的なもので、絶対的なものじゃなかったと思っています。

当時のファミリアとデルタって、基準の位置は同じなんです。只のファミリーカーに2000・Turbo・4WDを突っ込んだと言う部分では。(ファミリアは1800でしたが)

でも、デルタは不幸なことに「強すぎ」て、ファミリアは幸運なことに「渋すぎ」た(それはメーカー・チームの財力にもよりますが)。だから、市販状態では同じ程度の車なのにデルタは期待が強すぎで、ファミリアは逆に侮られがち。

デルタは、市販状態でも結構いい車ですよ。そこそこ早いし、低速トルクがあるから意外に街乗りも苦になりません。コンパクトなのに後部座席もそこそこ広いし、荷室も家族の小旅行程度の荷物なら充分積める。それでいて、「WRCで走ってる車のベース車」である・・・

僕には、それだけで充分魅力的な車でした。

もうこの辺にして、今度はモータースポーツ話でもしましょう。churuさんはドライバー、誰が好きでしたか?

90年からずっと乗り続けています。
走行距離も16万キロ手前になります。
毎日乗りますがいまだに飽きません。
むかしniftyの輸入車会議室をにぎわしたひとりです。そろそろいいかとブログを立ち上げてみました。デルタを選ぶ自分の価値観をそのままあらわしたようなサイトです。お立ち寄りくだれば幸いです。

たらいさん、こんばんは。コメント有難うございます。

Blog、早速拝見しました。新車からデルタを乗っていらっしゃる方には、やっぱり敵いません。デルタのバルブを風鈴に・・・なんて風流なこと、言えませんね、酸いも甘いも噛み分けないと。デルタに限らず、物への愛情に溢れた、とても素敵なBlogだと思います。

なんだか、当時のnifty/輸入車会議室を揶揄したような内容になってしまって、もしかして気分を害されていらっしゃるのではないですか?中古に数年乗っただけで、途中で諦めたくせに、ナニいってるやら・・・って。まずは、申し訳ありません。でもその位、当時の雰囲気には違和感をもっているんです。

当時の「適正化合戦」に参加されていた方でも、今もデルタを乗りつづけている方は、やはり「車としてのデルタ」をお好きなんだと思います。でなければこの車を20年近くも乗れません。

そういう方に、今、お会いしたいと思って書き始めたんですが、最近、その当時を思い出させるような嫌なことがあって、なんだかおかしな方向へ筆が進んでしまいました。

偉そうなことを長々と書いてしまいましたが、たらいさんのような方には言わずもがなの事ですよね。

又、これからも拝見しようと思いますが、早くそこにふさわしい発言ができる様、今度は僕も、ゆっくり自分のペースでデルタと付き合っていきたいものです。

たらいさんのBlog、見てきました。すごい。昔々に憧れて夢見てたようなカーライフではございませんか。しかも、赤のデルタがカッコイイのなんの。私の大学時代の構想では、就職2年後にZ(S30)を購入し最低20年は維持しているはずでしたが・・・無念。

私の憧れのドライバーは千北さんですね。???ごめんなさい、当時は近くの峠を勝手に攻めてただけですし、ラリー屋でもダートラ屋でもありません。GSでバイトしてたので、走り屋系の人達に色々教えてもらったりしてました。千北さんは元暴走族→元893→鳶職社長という経歴の恐ろしい人でしたが、可愛がってもらってました。

そういえば、たらいさんのBlogにアルミ・シフトノブの話がありましたね。私の今乗ってるクルマも、中古購入したときからアルミ・シフトノブが付いてて、それが真夏になると熱いのなんのって。そんなノブも、もうすぐAT車に乗り換えになりそうで(中古市場ではMT車は死滅寸前)不要になるかもしれません。そんなわけでGAMさん、引き取ってやってください。

churuさん、こんばんは。たらいさんのBlogは面白いですね。お金の使い方が痛快というか・・・これを見てしまうと自分の言っている事なんて、貧乏人のひがみに見えてしまいます(笑)

千北さん・・・、ご免なさい存じません。同じような意味での僕の憧れのドライバーは、いつも僕の車の面倒を見てくれる倉本さんと言う事になるのでしょうか?

ラリー屋さんとしては「速い」走りより「見せる」走りで、あるコーナーで観戦していたら、「コーナーの入り口から出口までずっとテールランプが見えていた」という伝説を持っています。今でもギヤトレインでギャンギャンいうダルマセリカを駆る大人げない人です(笑)

この人の居た店で「TE-71レビン」を買ったのが運の尽きでした(笑)

アルミシフトノブですか・・・僕はつけた事がないなぁ。ハンドルはすぐ「Nardi」に付け替えましたが、シフトノブを変えた事はないです。もしchuruさんが必要なくなったら、お引き受けしましょうか。Legacyにはつきますかねぇ?一応MTですが。

最初のTE-71レビンについていた純正シフトノブは、今も部屋に転がっています。革巻きのボール型のノブで結構気に入っていました。

わたしも過剰な改造は好きではありません。最近見かけたまるで別物になったデルタを見たときは複雑な思いがしました。
人の車いじりのスタイルにあれこれ言うつもりは無いのですが、新車から乗っていたら、こんなことはしないだろうとも思いました。
ネットに自分をさらけ出すと喜びもある反面、いやなことにも出会うと思います。しかしいやな思いをすることよりも楽しい思いをすることのほうが多いはずです。ラテン気質になりきりましょう。ちなみに私は神経質でくよくよするA型です。B型にあこがれてましたが、デルタに乗ってからはかなり近くなってます。私のデルタの位置づけは、最強のファミリーカーですよ。

たらいさん、こんばんは。なんだか、この書き込みを見て随分方の力が抜けた気がします。

思えばTE-71レビンとは、一緒にやんちゃして遊びました。お陰で何台も同じ71を乗り継ぐという、楽しい経験もしました。

次のTA-63セリカと、今のLegacyとは気の合う友人のような「付き合い」をしました。

デルタは、初めて女の子と付き合うような感じでした。上手い事行っていたら急にへそを曲げたり、翌日にはコロっと機嫌が直っていたり・・・今度は、まるで別れた恋人と、又友人として付き合うような気持です。これはこれでいい関係になれそうな気がしますけど、甘いですかね(笑)

今の僕の理想は、「育てるように乗りたい」です。縁あって、はるばるイタリアから僕の所にやってきたint8Vですから、自分が考えるとおり育てていけばいいですよね。

ちょっとネガティブになりすぎたこのエントリーはそろそろ終わりにして、新しいエントリーで楽しくお話ができたらと思います。たらいさん、churuさん、よろしくお願いいたします。

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