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桂米朝一門会@金丸座 

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落語好きなら、米朝一門会が、あの「金毘羅歌舞伎大芝居」で全国的に有名になった日本最古の芝居小屋・金丸座で開催と有れば、有無も言わず行くのが正解と言うもの。今日は誰がなんと言おうと聴きに行くのだ!と、引越しをずらしてまで見に行ってきました。

米朝師匠も齢80を超え、今日も「此処でやるのも最後かもしれない」「この噺をやるのも最後かもしれない」とマクラで言うほどだから、見るほうも「米朝を見るのも最後かもしれない」という強迫観念がある。実際、今日も出てくる足取りはとても弱々しかった。高座に上がる時も一瞬足がもつれて、ヒヤっとしたがすかさず「此処に上がるのも命がけですな」と、笑いに変えてしまうのは流石。

しかし今回は、直弟子のざこば師匠・米左師匠は言うに及ばす、孫弟子の南光師匠・雀々、ひ孫弟子の都んぼに至るまでドッカンドッカン笑わせるパワーに圧倒されました。前はひ孫弟子あたりは、何となく堅くて今ひとつ笑えないシーンもあったんですけどね。やはり、枝雀師匠亡き後、米朝師匠まで居なくなったら上方落語の未来は暗いという想いが、レベルの底上げをしているんでしょうね。

大学時代に、京都でまだお元気な頃の米朝師匠の「地獄八景亡者の戯れ」を生で見たのが一つの自慢である私は「(地獄の寄席で)桂米朝・近日来演」というネタに大笑いしたのも懐かしいが、まだまだアッチに行って欲しくは無い。サイボーグにしてでもずっと生きていて欲しい位。

■本日の出演順演題と感想
1:桂都んぼ(子褒め):平成6年入門のひ孫弟子と侮れません。スピード感とフレッシュさが好感度高し。
2:桂米左(七段目):芝居のシーンは流石の貫禄。キメのポーズでは何度も賞賛の拍手が上がりました。
3:桂雀々(手水回し):枝雀師匠を髣髴とさせるスピード・デフォルメ・アクション。ある意味、正統後継者かも?
4:桂米朝:流石に爆発力は無いものの、じっくり聞かせてストンと落とす心地よい上品な話芸は相変わらず。ところで、「ケチの極意を指南するのに木の枝にぶら下がらせて、指を一本一本離させる」という超有名な噺ですがタイトルが思い出せません。詳しい方、教えてください。

中入り

5:桂南光(ちりとてちん):枝雀師匠の芸風+米朝師匠の正統派+唯一無比の特徴ある声で独自の芸風を築きつつある印象。噺も昔からのもちネタで、既に「円熟」の味。でも「ちろとてちん」と持ってきた女中に「ゲラゲラ笑いな」というシーンは、昔見た「(ぼそっと)笑いな・・・」というパターンの方が好きだなぁ。
6:桂ざこば:やぶれかぶれの「ぼやき落語」も既に独自の芸。ただこの人は落語本編よりマクラの「嫁さん愚痴」の方が圧倒的に爆笑できる。まるで、ざこば師匠の落語は、やしきたかじんの歌のようなもの?。この噺は初耳だったのでタイトルも不明。ロクデナシ旦那の愛を確かめるために、旦那の大切な茶碗を割るという噺。誰かこちらも教えてください。

いやぁ・・・一年分笑いました。

PS:今回見たのは上手袖の窓際席で、僕的には好きな角度。しかし、その外が楽屋の入り口になっているらしく、スタッフが移動するたびにゴトゴト音はするし、おまけにそのスタッフ共が結構大きな声で喋る物だから気になって仕方が無い。お隣のオバサマもかなりお怒りの様子。中入りの時、スタッフに「静かにしてくれません?」といったら後半は少し気を使っていたようだが、最初から気を使えよな(怒)
金丸座は小さいのでどこの席でも十分声が通るし問題は無いので、「二階の正面がベストポジションだよ」と、偶然会場で会った知り合いに終演後言われた。今度からそうしますHi。



上方落語 (pfaelzerwein) 2004-11-30 10:01:47

コメント有難うございました。上方落語は、幾つか協会のサイトからネットで見れるのですが、最近の状況は殆んど分かりません。ラジオをネットなどで聴いて分かるぐらいです。それにしても立派な小屋ですね。頭の大きい雀々さんの手水廻しも良さそうです。南光さんは、確かべかこさんですね。彼の落語は殆んど聞いたこと無いです。頓珍漢な古い知識で申し訳ありません。



いけますね? (GAM) 2004-11-30 22:22:38

pfaelzerweinさん、こんばんは。落語もたしまなれますか?流石ですね。僕は、落語といえば上方落語。江戸落語はどうも笑えません。小朝は好きですけど・・・

今回の一門会が行なわれた金丸座は、江戸時代の芝居小屋で、日本最古といわれていますが、ご指摘の通り、結構大きな小屋です。500人くらいは楽に入ると思いますけど、キャパはどれくらいでしょうか?雀々さんの頭もさることながらアクションも大きいですので、手水回しはかなり笑えましたよ。

南光さんは、もちろん「べかこ」さんです。枝雀師匠の一番弟子として有名でしたが、南光を襲名してから暫くプレッシャーだったのでしょうか?大人しくなってしまったなぁと思っていたんですが、最近はすっかり上方落語を牽引する一人となっていますね。

そうそう、ネットで調べていたら、米朝師匠の演目は「始末の極意」というタイトルのようです。でも、ざこば師匠の演目は相変わらず解かりません。



コメント

遅くなりましたが、本日たまたまこのサイトを見ましたので・・・
ざこば師匠の演目は『厩火事』だと思います。

tomeさん、ざこば師匠の演目、「厩火事」と言うんですか。有り難うございます。これでやっと喉に引っかかった骨が取れた気分です。有り難うございます。

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