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いまさらですが・・・ 

高松に来た頃働いていた会社に、「釣りバカ日誌」の佐々木さんみたいな風貌の、Hさんという一人の上司がいた。結構破れかぶれのおじさんだったが、僕はこの人が好きだった。

転職後、何か後ろめたい気がして元会社に足は向かなかったが、10年前結婚する時、意を決して会社に出向き挨拶した。そして、その元上司にも会った。どういう経緯だったかは忘れたけれど、その後元上司と飲みに行ったとき、しこたまお酒を飲んだ元上司は、殊のほか僕の結婚を喜んでくれて嬉しかった。

そして、そのときの最後のほうの会話で、もうへべれけになった状態で繰り返し言っていたのは「司馬遼太郎だけは、必ず読め」だった。でも残念ながら歴史が苦手だった僕はどうしても司馬遼太郎に食指が動かなかった。それから幾年、塩野七生にはまり、歴史を知る楽しさを知った。でも、相変わらず司馬遼太郎は「ブランド」の様な気がして手が出なかった。

このところ、NHKのシルクロードを見ていて、古いシリーズの中に司馬遼太郎が出ていたり、アーカイブものの中で司馬遼太郎のインタビューがあって「22歳の時、なぜ戦後の日本はこんなにバカな国になってしまったのか?と感じた」ということを話して居たのを観た。うん、確かに今の日本は本当にバカな国になっている。でも、司馬遼太郎的には「バカな日本」は1945年から始まっているというのだ。

司馬遼太郎はさらに言う。「『坂の上の雲』は22歳の自分への手紙だった」・・・と。この言葉を聞いて急に司馬遼太郎が読みたくなった。そして、昨日の大坂出張の供に、文庫本で「坂の上の雲・1」を買った。

今でこそ「司馬批判」もネット上で見受けられるが、その半分を読み始めた僕の感想は「面白い」。やはり史実には抗いきれない魅力がある。もっと早くに読み始めていればよかった。

もう、Hさんも流石に定年しているか・・・と思うが、「坂の上の雲」と「龍馬がゆく」くらいは読んだらまたお会いしたいものだ。

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