スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再会、Rumble Record 

以前、瓦町に中古レコードショップがあった。Rumble Recordという、アナログ中心に結構マニアックな品揃えで、小さいながらもキラリと輝く店だったが、いつの間にかなくなってしまっていた。

それが、先日、仕事で街に出た帰り、ある通りから裏路地に入るあたりに小さなレコードショップを見つけた。普段は僕がドライバーになる場合が多いが、その日はたまたま助手席に居て目に入ったというのがラッキーだった。

岡山や、その他の大きな街と違ってセンスのいい中古レコードショップが少ない高松では貴重だと思ったので、今日、時間が出来たついでに行って見ると、店の前に立った瞬間に奇妙な既視感を覚えた。

入って、暫らくエサ箱を漁って確信した。名前こそ違うが、これはあの「Rumble Record」だ!と。黄色いTシャツの、大瀧詠一みたいな店主に訊いたらやっぱりそうだった。もうココに移転して4年ほどになるらしい。「いや~、気が付いたらなくなってたので心配してたんですよ」というと「やめませんよ~」と笑っていた。

珍しい盤が次々出てくるのは嬉しいが、総じて高価なのが玉に瑕。でも僕の目指すSSW系やAOR系は丹念に探すと900円~1500円のものも混じっている。

そんな中で今日選んだのは、Ry Cooderが参加している・・・という触れ込みとジャケットの叙情的美しさに惹かれて「Last Of The Brooklyn Cowboys / Arlo Guthrie」。50-60年代に国中を放浪して、古きよきアメリカの風景を歌で残したC&Wの大御所「Woody Guthrie」の長男。その73年の6thアルバムだ。




盤質は5段階の真ん中だが、結構スクラッチノイズは多め。内容は、A面は「ドC&W」だからちょっと好き嫌いが分かれる感じ。僕は嫌いじゃないが、毎日聞きたい内容ではない。ヨーデルの様な発声法もどちらかというと苦手なほうだ。Ryに釣られて買ったけど、ちょっと失敗だったかな?

B面はBob Dylanの「エデンの門」のカバー(これはいい感じ)から始まって、もう少しロックよりとなり今後聞くならこっちだろう。しかし、まぁ、こんな日本人好みでないアルバムがしっかり「日本盤」で、小倉エージのライナーつきだというから驚くね。

このジャケットは、A面2曲目の「Gypsy Davy」をイメージしたものかもしれない。ジプシーのDaveという男と一緒に嫁さんが家出した・・・という男の歌だ。追いかけると程なく焚き火を前にギターで歌うDaveと、輝くような笑顔でそれを聴く嫁さんの姿を発見。

男は「家も、子供も、俺も捨てるのか?」と訊くと、嫁さんは「そうよ」と答える。涙が頬を伝うが、それはあくまで自分が見捨てた「青い目の赤ん坊」を思ってのこと。結局、嫁さんは微笑んで男から離れ、Gypsy Davyと行ってしまう・・・。こんな内容なのに、ホーンやパーカッションが入って、カリプソ風の楽しげな楽曲なのがフシギ。

まぁ、好き勝手・ワガママ邦題やらしてもらっている僕は、そう遠くないいつか嫁さんから見捨てられる口だろうと思っているから結構身につまされるものがあるが、「泣くくらいなら子供も連れて行けよ!」と思う。

そんな僕は、まだまだ「青い」のかな?

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。