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無人島レコード(080531版) 

先日、知り合いと、音楽雑誌でよくやる「無人島レコード10枚」の話になった。本当に無人島にもっていっても仕方がないから、要するに「究極のベスト10」という事だ。

さぁ、僕なら何を持っていくか?

ナンバー1は文句なくコレで決まり。だから何も解説は無し・・・


1:Kind Of Blue / Miles Davis

知り合いは「Tapestry / Carol Kingは絶対に外さない」と言って、僕もその時は「あぁ、そうだね」と同意したものの、今落ち着いて考えると、僕は持っていかないかもしれない。あのアルバムの深さと演奏の良さは認めるが、底に流れるテーマが「重い」のだ。だから自分が本当に落ち込んだ時にしか手が伸びない。つまりあれを聴く時は自分の精神状態がかなりネガティブな時なのだ。そして僕には、もっと孤独な環境でも仄かな希望の明かりをともしてくれる人がいる。それがShawn Colvin。キャロル・キングのように向こうから合いに来てくれるような優しさはないが、落ち込んでいる僕をよそに、朝までギターを爪弾きながら隣で歌ってくれるような、そんなさり気ない気使いをしてくれるアルバムだ。

2:Cover Girls / Shawn Colvin

3位は、実際に車の中でこの一枚だけが延々と廻っていた時期もあるコレ。ジャズとロックの両方の格好よさを高いレベルでハイブリッドしていて聞き飽きることが無い。あまり説明の必要もなし、名盤。

3:Aja / Steely Dan

ここまではあっさり決まった。それ以下はもう少し考えると・・・

4:Hawaiian Munch / 山弦
5:Wave / Antonio Carlos Jobim

この二枚は僕の究極のリラクゼーションアルバムだ。山弦はアコースティックギターの響きが気持ち良いし、なにより選曲の妙とメロディを大切にした演奏が素晴らしい。AC Jobimは、メロディ・ストリングス・ピアノ・・・その全てが完璧だ。

さて、コレ以下が本当に難しくなってきた。Beatlesは外す訳にも行かないけれど、コレ一枚となると難しいのでベスト版に逃げました。そして僕の音楽ルーツのひとつであり、最高に気分がいいときには何故か手が伸びるYMOと、もう一枚は最高のBGMであるAzymuth。

6:1962-1966(赤盤) / The Beatles
7:Live At The Greek Theater / The Yellow Magic Orchestra
8:Brisa Brazileira / Azymuth

Azymuthといえば「クロスオーバー・イレブン」のTM「水平線上を飛ぶ」を含むセカンドアルバムがあるのだけれど、一枚とおしてベストかというとつらいので、Far Outレーベルのベスト版。これも赤と青があるが、クールな青がお気に入り。これがあれば蒸し暑い夏でも心地よいうたた寝を誘ってくれる。

最後の二枚はもう順不同で、次に選んだら変わっているかもしれないということで、これが080531版たる所以。

9:Ry Cooder / Ry Cooder
10:Luck Of The Draw / Bonnie Raitt

Ryはウディガスリーの「ドレミ」をカバーしているが、この曲のカッコよさはなんだろうね?全く。Bonnie Raittは、もっと初期にもいいアルバムがあるけれど、このアルバムの「大人」な感じは、夜を少しだけゴージャスにしてくれる。仕事でHawaiiへ行った時も、ホテルで一人FMと波の音を聞きながら寝転んでいたら、このアルバムから「I Can't Make You Love Me」がかかって、本当にいい雰囲気だったなぁ。

あと、次点には「Wired / Jeff Beck」「ハーフノートの夜 / Wes Montgomery & Winton Kelly Trio」「Italian Graffity / Nick DeCalo」「For You / 山下達郎などなど・・・ふう疲れた。という事で今聞いているのは8のAzymuthだったりする。

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