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JAZZの日々、再び 

以前、会社の女の子がJazzに目覚め、「いろいろ教えて欲しい」と頼まれた為、オムニバステープを作ったと書いたが、今回その第二弾を作ってあげた。アンプ(TA-F333ESR)が治った後の検証もかねて・・・

最近彼女はボーカルものにまで興味を広げているらしいので、僕自身はボーカルものは少ない手持ちながらも、色々物色してみた。今回のラインナップは次の通り。

1:Sotely As In A Morning Sunrise/Modern Jazz Quartet
2:Get Me To The Church On Time/Shelly Manne & His Friends
3:I've Got You Under My Skin/Peggy Lee
4:It Could Happen To You/Chet Baker
5:A La Mode/Art Blakey & The Jazz Messengers
6:My Reverie/Hank Mobley Quintet
7:I'm Old Fashioned/Cybill Shepherd
8:Tonight The Night/Tina Louise
9:Work Song/Nat Adderley
10:My Funny Valentine/Miles Davis Quintet
11:Did You Ever Seen A Dream Walking/Sunny Gale
12:Waltz For Debby/Monica Zetterlund & Bill Evans
13:Alright,Okey,You Win/Tony Bennett with Diana Krall
14:Happy Faces/Sonny Stitt

前回は「Piano Trio」を所望されたのでそんなラインナップだったけど、今回はハードバップ・ファンキーから、モードやウェストコーストなど、全く脈絡の無い「ごった煮」風ですね~

☆050630追記
今回、僕が目玉にしたかったのは、13曲目の入った、これ・・・

Playin' with My Friends: Bennett Sings the Bluesです。

2001年の作品で、CDショップで、いきなり見つけて衝動買いしたもの。

Tony Bennettは、日本では62年、「霧のサンフランシスコ」の大ヒットで知られる「ポピュラー歌手」だが、本国ではフランク・シナトラと並ぶ大御所。勿論、ジャズもこなす。

豊かな低音で、ゴージャスに聴かせるのはシナトラと同様だが、あっちがビッグバンドを従えたりシリーズものの映画に出たり・・・、果てはマフィアとの黒い関係が噂されたりと何かにつけて「派手」なのに対して、こっちはそうではない。あっちが加山雄三なら、こっちは田中邦衛?それとも、あっちが北島三郎なら、こっちは田端義男・・・

そんなトニー・ベネットの長いキャリアの集大成にふさわしいこのアルバム。ダイアナ・クラールという美女を筆頭に、レイ・チャールズ、B.B.キング、スティービー・ワンダーといった大御所はもちろん、ビリー・ジョエル、ボニー・レイット、果てはシェリル・クロウやk.d.ラングなどなど・・・あらゆる方面のゲストがクレジットされている。

そのどれもが、心地よいコンボサイズの演奏でブルースやジャズの名曲が目白押し。やはりトニー・ベネットは「こういう雰囲気が好きだったんだ」と改めて思う。

派手なステージの後、ガウンを着込んで、夜景を見下ろすホテルで、ブランデーグラスを廻すのがフランク・シナトラ(妄想100%)なら、トニー・ベネットはライブハウスで仲間と酒をあおりながら、朝まで歌っているのが好きなのに違いない。

ぜひ、バーボンなど飲みながら、部屋の明かりを少し落として聴きたい一枚だ。



水が無い! 



四国は、記録的な渇水に見舞われているのは、既にニュースになっているところ。香川の水がめ「早明浦ダム」も、貯水率は早30%となり、水に沈んだ筈の村が現れ始めたらしい。

香川用水の取水制限も、6月にして既に第3次までレベルが上がっており、1994年の「(第二次)高松砂漠」より深刻なペースだ。

そして、香川町では今日から夜間断水が始まって、いよいよヤバイ状況になってきました。前回はまだ、各地の友達から送られてきたミネラルウォーターを「どこのが美味しいか?」なんて楽しむゆとりも有ったけど、流石に今回は・・・